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専門職大学院日本語教育実践領域特別講演会を開催しました
本学専門職大学院日本語教育実践領域では、10月31日(土)、劇作家?演出家の平田オリザ氏を講師に迎え、2015年度第1回日本語教育実践領域特別講演会を開催しました。この特別講演会には、本学の学生、教職員、他大学や高校の教員、演劇関係者、高校生など多様な方面から約60名の方々が集まりました。
専門職大学院日本語教育実践領域では、日本語教育への実践と理解を深めるため、様々な分野で活躍されている方々を講師としてお招きし、特別講演会を開催しています。
平田オリザ氏は、近年、コミュニケーション能力について数多くの提言をされています。今回は「わかりあえないことから」というテーマで、演劇的手法が持つ教育実践の場での可能性とグローバル時代のコミュニケーション?スキルについて語ってくださいました。
第一部のワークショップでは、参加者がゲーム形式の活動で、身体を動かしたり、声を出したりしながら、初めて会う相手と協働作業をしました。またボールを使わずにジェスチャーで行うキャッチボールから、「イメージの共有」について学びました。
第二部の講演では、コミュニケーションのずれがどこから起こるかということに始まり、「たくさん覚える」から「よく覚える」に教育の質を転換していく必要性。そして「わかりあえないこと」を前提に、分かり合える部分を探っていくシンパシーからエンパシーへの転換などについて語ってくださいました。
専門職大学院日本語教育領域では、このような発表会?イベントを随時行っております。
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