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学生ボランティアによる「AIUシェアサイクルサービス」のテスト運営を実施

2023年11月1日(水)~11月25日(土)までの約1ヶ月間、学生ボランティアによる「AIUシェアサイクルサービス」のテスト運営を実施しました。

2022年度に実施したアンケート調査において、短期留学生よりシェアサイクルサービスの提供を求める声が挙がりました。本学は郊外に位置しているため、公共交通機関の利用が限られています。そうしたなか、滞在期間が短い留学生は、自身で自転車を購入することへのハードルが高いといった状況があります。

このような背景のもと2023年6月に学生ボランティアの学内公募を行い、学部生6名でボランティアチーム「AIU SHARE CYCLE(AIUシェアサイクル)」を結成。国際教養大学サポーターズクラブからの寄附金を原資とし、学生ボランティアが主体となって、学生のニーズ調査による企画案の検討、テスト開始に向けた準備、テスト開始後の運営を行いました。

自転車に乗る学生たちの写真
期間中、延べ152人(うち70人が短期留学生)がシェアサイクルを利用しました

利用した学生からは、

「環境に優しく健康にも良い、素晴らしい取り組みだと思います。」
「利用のための手続きがとてもスムーズで使いやすかった。」 
「交通手段が増えるととても助かります。今後も頑張ってください。」
「春になったら是非サービスを再開して欲しい。」

といった感想が寄せられました。

プロジェクト代表 学部4年次 河野 恵大さん
今回のプロジェクトでは、約1ヶ月間という限られた期間ではあったものの、実際に数多くの学生にサービスを利用していただくことができました。また、アンケートを通して、サービス実施に感謝するメッセージも受け取りました。そうしたメッセージなどから、このプロジェクトが学生のニーズに合致したものであった、という実感を持つことができました。

アンケートの回答から、自転車が日頃の買い出し等に留まらず、キャンパス周辺の観光にも使用されていることが分かりました。本学学生の活動拠点は、主にバスと鉄道を利用した秋田市御所野のショッピングエリアと秋田駅周辺ですが、交通手段として自転車が加わることで秋田市河辺地区や雄和エリアの魅力が次々と発掘されていくのかもしれません。シェアサイクルサービスは単に学生の移動に新たな手段を提供するだけでなく、大学と地域との懸け橋になる、そんな可能性を秘めたプロジェクトだと思います。

学生たちの写真
AIU SHARE CYCLEのメンバーの皆さん。下の列、右から1番目がプロジェクト代表、河野さん

AIU SHARE CYCLEは、今回のテスト運営の経験や、利用者から得たフィードバックをもとにサービス内容を改善し、2024年度春学期以降も継続して事業を運営する予定です。

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