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AIUクラブ紹介:北東アジア学生ラウンドテーブル
学生の約9割がキャンパス内の学生寮?宿舎で生活する国際教養大学はクラブ活動も活発です。多くの学生が国籍や学年の垣根を越えて交流を深めています。今回は、広報学生スタッフ古川さん(2023年入学)の目線から、北東アジア学生ラウンドテーブルをご紹介します。
北東アジア学生ラウンドテーブルってどんなサークル?
北東アジア学生ラウンドテーブル(英名:Northeast Asia Student Round Table、略称:SRT)は学生が集まり、円卓に着いて議論することから、「Student Round Table」という名前がついており、現在14名のメンバーで活動しています。
SRTでは、北東アジアの国?地域の学生が集う国際学生会議を企画?運営しています。毎年夏に韓国、台湾、香港、モンゴル、ロシアなどの学生が集い、活発な議論をしたり、文化交流やフィールドスタディを行ったりしています。昨年度は台湾にて現地の雄大な自然、台北の中心部などのさまざまな場所を訪れることができたほか、台湾の国立政治大学にて充実した国際学生会議を行うことが出来ました。他にも月に1度、学内の留学生と共に国際的な諸問題について議論する場や、定期的な勉強会を設けることで、メンバーの自己研鑽の機会を提供することを目指しています。
活動内容
SRTでは、主に渉外班、企画班、学術班が協力してサークル活動を行います。
渉外班は協賛企業や助成金を集めることで、資金面から国際学生会議の夏開催をサポートします。担当者たちのプレゼンテーション、企業の方々の反応によって協賛の集まり方が変わってくるため、とてもやりがいがあります。
企画班は夏開催本番での文化交流や、オンラインで各国のメンバーと行う定期懇談会のさまざまな企画を考えます。教授陣に交渉して講義をしていただくこともあり、他大学との交流イベントがより有意義なものとなるように努めています。
学術班は国際学生会議を運営し、メンバーからの提案を、具体的に議論できるように議論項目の検討や選定、会議の準備をする班です。国際学生会議に向けて指揮を執り、それぞれのグループのメンバーの事前準備をサポートし、時には先生方にアドバイスをいただきます。
今年は本学で開催されました
SRTの目玉イベントは、サークル名にもなっている「北東アジア学生ラウンドテーブル」です。今年度のラウンドテーブルは本学で行われ、北東アジア5つの国?地域から50名近い学生が参加する大きな国際イベントとなりました。10日間にも及ぶ長い開催期間の中で台湾国立政治大学やソウル大学、本学教員の講義を受けることができたほか、分科会ごとの徹底的な英語による議論、各国の言葉や食べ物を紹介するイベントに加え、秋田竿燈まつりや男鹿のなまはげ館、抱返り渓谷などを各国の学生に紹介することができました。また、本学の充実した施設を活用し、さまざまな議論を交わしました。
毎年変わる開催国と議題の準備に励みます!
毎年、新たなメンバーが参加して議論の広がりを感じられるのが醍醐味です。また、夏の会議は各国持ち回りで開催されるので、次はどの国でどのような議題が待ち受けているのか、刻々と変化する情勢の中、メンバー一同意見交換や勉強会を行いながら準備に励んでいます。
【記事執筆】
広報学生スタッフ* 古川 大(2023年入学)
*広報学生スタッフは、本学の情報発信のために学生の目線からキャンパスライフ、学生生活を紹介するスタッフです。